春♪マクロビスウィーツ

マクロビスウィーツのセミナーを行いました☆

5月29日(土)lepurショウルームにて
マクロビオティクカフェの
カフェプラーナhttp://www.cafeprana.com/より
原かおり先生にお越しいただき、
身体に優しい、心にうれしいマクロビスウィーツの
作り方をご指導いただきました。

     ♡♪♡♪♡♪♡♪♡♪♡♪♡

今回は、春の果物をふんだんにつかったフルーツタルトと
ココナッツミルクと豆乳で作るブランマンジェです。

タルト…というと、たいてい生地の中にはお砂糖と、バターが
たんまり入っていて、香ばしく甘いかおりとサクッとした食感とが
なんとも魅力なんですが…


マクロビではなるべく動物性たんぱくや、
脂肪、精製された砂糖はつかいません。
お菓子造りに欠かせないとされる牛乳やバターは、
牛さんの餌からはじまり
加工の過程でさまざまな添加物が入ります。
白砂糖についても、精製される過程で何かしら添加されるものがあり
逆にせっかく栄養になるものも省かれます。

マクロビオティックの考え方は
なるべく、素に近いものを、素のままにとる
身体によい栄養素を消化吸収しやすい食事のしかたを推奨している…
と、簡単にいうとこんなかんじですかね!?大原先生!


ということで、今回のタルトは
バターの代わりに米油を、
白砂糖のかわりに甜菜糖シロップを使いました。
これが焼き上がってきた時の香りといえば…


な〜んともいえないこの香ばしい香り!
バターよりはさっぱりしたかんじで油酔い感がありません。
油脂を過熱する際に発生するアクロレインという物質の作用が
油酔いの原因らしいのですが
米油にはこの現象がおきにくいようです。

加えていわゆるサラダオイルよりもコクのある香りがあり
食欲をそそります。
酸化もしにくく、追油して使っても安全だそうです。

さて、タルト生地ができあがったらフィリングをそそぎ入れます。
フィリングは、生地を焼いてるあいだに作っておきました。

豆乳(成分無調整)とココナッツミルク
に本葛粉を溶いたもの、粉寒天をまぜてもったりした
ホワイトソースみたいなかんじのものです。
玄米の甘酒を加えることで、ココナッツミルクの
南国独特の風味がやや和風にシフトされ
ココナッツ苦手やねん!という方にも、歩み寄れる味わいになりました。


そして…フィリングの上には
モリモリのフルーツ♪

苺、バナナ、キウイを交互にならべ、間にブルーベリーをちりばめます。
最後に、フルーツを固め、美味しそうな艶を出すため、
寒天と甜菜糖を溶かしたグレージングをとろりとのせて
冷蔵庫でちょこっとお休みさせて完成です!

どうですこのゴージャスなタルト!
生地はサクサク、中はとろ〜りクリーミーそして上にのったフルーツが
ジューシーで、さっぱり感を与えます。
みなさん、有機紅茶を飲みながら
「う〜ン美味しい!」と歓声あがっていました。



そしてもう一品、
こちらもココナッツを使ったブランマンジェです。
豆乳にアーモンドスライスを少し加えてミキサー!
本葛粉を溶いていれ、ココナッツミルク、甜菜糖、米飴をくわえて
火にかけ沸騰したら弱火にし数分かきまわして火を止めます。
あとは型に入れて冷やすだけ〜
プルリン〜としたブランマンジェができあが…
あ、あ?あれれれ??
なんとしたことか、トロトロのままなかなか固まりません(汗)
先生、リベンジ!
しかし再び…(泪)


ちょっと原因もわからず、時間も押してきましたので
この際!と、器にトロトロのブランマンジェソースを注ぎ
その上に、フルーツソースを盛りました。
ぱっと見、フルーツヨーグルトみたい…


そして、試食。
おおお!なんとしたことか
これはこういうスウィーツだと、言ってもよいほど
の美味しさ。
食感こそ違え、味は濃厚かつ爽やかなブランマンジェ
スウィーツスープとしてこれは新商品??
「これはこれで美味しいね!」のお声にスタッフ一同安堵…。


しかし、また固まるレシピは先生にお聞きしておきますね。


さて、今回のセミナーは
先生はじめ、受講者の中で3名の方が
マタニティでした。
おめでたい!
妊娠中毒症を恐れ、甘いものもガマンせねば…
というところですが
今日教えていただいたレシピなら安心して頂けそうですね。
また生まれ来る子供達にも
おやつで作ってあげたいですね♡


では、今回受講して下さった皆様、
大原先生、楽しく、美味しいひとときを
本当にありがとうございました!

次回は有機野菜と有機スパイスをつかった
本格インドカリーセミナー(8月中旬予定)でお会いしましょう!